
マンガでわかる「都構想」①「もう一度、住民投票!?」
特別区の分割案は「4区」で議論していくよ
大坂教授:突然だけど。「都構想」についてなんだけど、2月22日の法定協で市を特別区に再編する区割り案のうち、4区に分割する案に絞って議論を続けることを決めたのは、知ってたかな?
澪:へぇ〜そうなんだ。全然知らなかった。そもそも、「住民投票」とか「都構想」とかって、2015年の5月に投票して終わった話と思ってたんだけど、最近新聞やメディアで良く目にするけど、一体どうなってるの?
「都構想」は2015年に一度廃案になったよ
大坂教授:2015年に投票があって、反対多数で一度廃案になったのは、事実だよ。当時の市長だった橋下徹氏はこれをきっかけにして政界を引退したんだ。
澪:じゃあ、やっぱり「都構想」の話ってもう終わってるんじゃないの。終わった話ってことでしょ。良かった良かった。
この秋再び「住民投票」があるかも?
大坂教授:それが違うんだよ。橋下氏は政界を引退したんだけど、2015年の秋にあった大阪知事・市長選挙で大阪維新の会の松井一郎氏が知事に、吉村洋文氏が大阪市長になったことで、再び「都構想」の話が浮上してきたんだよ。もしかすると、この秋にもう一度「住民投票」があるのかもしれない。新聞やメディアが報道する理由はこういうことからなんだ。
澪:え〜〜〜。2015年に一度終わったのに、またたくさんの税金を使って「住民投票」を行うなんて納得いかないな〜。でも、「住民投票」が今年あるかもしれないのだったら、いろいろ知っておく必要があると思うんです。大坂教授、教えてください。
大坂教授:じゃあ、次回から詳しく説明していくよ。
澪:よろしくお願いします。